東方神起との出会いは、
偶然ウォークマンに入れてもらったTONEのアルバムでした。
たまにTVで二人を見ては、飽きることなくアルバムを聴くこと数ヶ月。
また違う方から偶然にもライブへ誘って頂けました。

そして、当然のごとく、
ステージ上でオーラ出しまくりの二人にがっつりやられました(笑)

そんなこんなで二人の事を追っかけるうちに以前書いていた創作意欲がムクムクしてきました。
拙い以前の文章ですが、読んでいただけたら嬉しいです。

さて、これから先、いくつかお願いがあります。

これから先に書かれているお話は、
本人たちおよび関係者とは一切関係ありません。
あくまで私の妄想上、空想上のはなしです。
R18要素があります。しかもこのブログ内には両方の話があります(圧倒的にホミン)。
苦手な方はご遠慮ください。

リアルな二人の話はほとんどありません。
同じ街のどこかですれ違いそうな学生、リーマン、そして異世界のお話。
二人のお名前を借りただけのようなものばかりです。
そんなのでよければお付き合いをお願いします♡

更新頻度は恐ろしく悪いです。
UPに気が付いたときにお付き合いしてくれたら嬉しいです(*ノωノ)


また、多少はこういった話なので、読む場所は考えて頂けたら嬉しいです。


以上の事にOKだよという方は、先にお進みください。

それでは、偶然ここで出会った方に少しでも楽しんで頂けたら幸せです。

【最終話】MOFU 「履行・急」 18



(Changmin)






もう色々やらかしまくりの僕はあっちの世界に行きたく無い。
あんなに沢山の人にお姫様抱っこを見られるなんて、僕の思い出したく無い黒歴史トップ3に食い込んだ。頭を下げながら笑ったヤツの顔は何人か覚えたからな。
大勢の召使とすれ違い、下ろして欲しいと懇願した僕にユンホさんは「フンッ」と何度も鼻を鳴らすばかりで、どちらかと言えば怒りの空気を纏わせながらこちらの家のいつもの慣れ親しんだベッドへぽいっと放り投げられた。
「いだっ」
「ネンっ!昼が出来たら呼んでくれ」
「かしこまりました」
ジャケットを脱ぎネクタイを緩めながらベッドに乗ってきたユンホさんの背後で、廊下を横切ったネンさんがそのままドアを閉めた。
なんだよこの連携と思ったけれど、確か小さい頃から一緒にいるんだよな。こんなのお手の物だろ。
それ以上にこの状況はなんなんだ?さっきホロリと泣いた時間が懐かしい。
とりあえず戻って来れたのは嬉しいけれど、なんでユンホさんがこんなに好戦的なのか分からない。
四つん這いで素早く寄ってきたユンホさんに気圧されて、僕は逃げきれずに両手で降参とばかりに手を挙げたのに、そのままの勢いでのしかかる身体にとうとう組み敷かれた。
「なんで怒っているんですかっ」
「怒ってないが?ムカついてはいる」
「それ怒っているって言うんですよ!ユンホさんっ」
「……それだ」
「は?」
下唇が出そうな程の不貞腐れた表情に口が開く。
何言っているのかわからないし、こんな表情もするんだと妙な感動もしてしまう。
知り合ってから親密度が増してユンホさんの変化をあれこれ見てきたけれど、自分が女性並みに母性本能があるんじゃ無いかと思ってしまうほどこの人の仕草や表情に不意打ちでヤラレそうになる。いや不意打ちというかここのとこ全部か。
あーもう、可愛いなぁ。
状況も分からないのに目の前の可愛い生き物の少し膨らみ気味の頬を思わず両手で包んでヘラヘラと笑い返してしまう。
「で、何にムカついているんですか?僕が原因ですよね?」
「ああ」
「なに?」
怒らすような事はしてないよな?全く覚えが無い。
本気で首を傾げたら見下ろしていた上半身が僕へ降りてきて、首元の噛んだ跡をスンッと嗅ぐ。
「……お前は」
「うん」
「どうしてユンホさんに戻ったんだ?……ユノと呼んでいたのに」
「はぁ?!」
素っ頓狂な声を上げた僕の背中に手を回し、引き寄せてから首元に頭をぐりぐりと擦り付ける。
マジか?
え?それ?そこ??
驚き過ぎて言葉が出ないでいる僕を押し潰さないようにそっと身体を寄せて来るから、抱きしめ返しふふふっと頭を撫でてしまった。
「あー……名前ね。たしかに……」
あれは勢いというかなんというか。
狂おしい熱が冷めて冷静に戻ったから呼び方も戻ってしまったんだけれど。
困ったな。何か上手い言い訳はないだろうか。
あれこれ考えながら捻った首筋に大きくため息が触れ思わず肩が竦んだ。
「そんなに怒る事ですか?」
「ああ」
抱き締めた腕の力が頷くと同時に強くなる。
それから再び溜息が肌を擽る。
「……ユノがいい」
「!!」
ボソッと耳元で囁かれた言葉に本気で顔から火が出るかと思った。
いや、顔どころか全身一気に総毛立ち、血圧が上昇する。
こんな掠れ声でおねだりするなんて。
「俺のこと嫌い?」
「そんな事っ」
「俺はお前が好き……心から愛してる」
「……」
……もう、脳の血管切れそうなんだけど。
なんだこの甘えっぷり。
ストレート過ぎる愛情表現に震えた息を吐き出すと、不意に腰の辺りが空気に触れて意識が戻る。
「甘い匂いがすごいぞ」
「……ぇ」
「堪らない」
「……ぁ……待って……」
シャツの隙間から忍び込んで胸元へ伸びかけた手を掴むと睨みつけた。
「今日は無理。……絶対、無理ですよ」
両手で押し戻し、瞳を見開いたユンホさんに念押しとばかりに顔を近づけた。
黒目がちの潤んだその中心がもう僅かに赤味がかってきている。
人狼ってどれだけ体力あるんだか。呆れ返りながら口を突き出し眉間に皺を寄せ怒った表情を作る。
「僕死んじゃいますよ。いいんですか?……ユノ」
「それは困るなっ」
くっそー。結局真っ赤になりながらもユノの我儘を拒否し切れない自分も甘い。押し切られたと思いながらも、ぎゅうぎゅうに力強いハグを受け止めてしまう。
いや、このまま抵抗しなければなし崩しにコトが進んで、当分起き上がれなくなるどころか本当に半死だろう。
「じゃあ今日は良い子にして下さい。そういえば仕事はもう終わったんですか?」
気を逸らせようと振った話題にユノは笑顔で食いついた。
「ああ、ちょっと顔を出さなければいけないことができてね。でもついでにやりたかった用事も済ませることができて良かったよ」
「そうなんですか」
大人しくベッドを降りるといつのまにかドアの横に置かれていた鞄を手にまた戻ってきた。
そういえばさっき思った事。
あの場所でこの先も歌いたいんだけれど。
出来ればこれまでと同じようにバイトもしたい。お願いしてみるかと顔を上げた僕の目の前に茶封筒が突き出された。
「これ」
「なんですか?……書類?」
ウキウキと明るい表情を不審に思いながら中を覗くと何枚かの書類。
1枚目の中央には見知ったマークが刻印されていた。
「これ僕の働くクラブ……」
「ああ、VIP会員になってきた」
「はぁ?!」
「これで君のステージはいつでも行けるよ」
「……」
「入会金30万ってめちゃくちゃに安いんだが、あの店は経営成り立ってるのか?一瞬経営権を買い取ろうかと思ったんだが、ザンがお前に聞かないとぶっ飛ばされるぞって脅されたんだ……」
「そうですね」
……ザン、ありがとう。今度2人きりでレゴショップ行こうな。
「そんなことしたらぶっ飛ばしはしませんが当分口聞かなかったところなので良い判断ですね」
そういえばこの人石油王も真っ青の金持ちだったの思い出した。
はぁとこれ見よがしにため息を吐いたら、速攻しょぼくれた姿にキュンときて、つい口元を歪ませ慰めるように首元へ抱きついてしまった。
「でもそれって、僕はこれまで通りあそこで働いていいってことですよね?」
ほらやっぱりユンホさんは僕に最良のステージを用意してくれる。
何を疑っていたんだろう。
少しでも疑問を持ち不安になっていた自分に腹が立つ。
「ああ、もちろん。ステージに立つお前はとても好きだ。近いうちにまた立たせてもらえるようお願いもしてきた」
「うわー嬉しいですっ」
この勢いでこれまでやってた他のバイトもできるかもしれない。
前のめりになった僕にユノは更に笑みを増す。
「これから君が仕事の時はザンかネンに車を出させるし、俺もなるべく観に行くから帰りは一緒に帰ろう」
いや、ちょっと待て。
これはなんか方向が違う。
「……ユノちょっと話し合いたいんだけど良いかな?」
僕は戯れつくワンコの両腕を掴み、この後繰り広げられるであろう新しい日常への攻防戦にげんなりして大きくため息を吐いた。








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最後まで読んでくれてありがとー!
いかがでしたか?
ではまた、そのうちねー( *´艸`)
あ、なんか続き読みたいのありますか?
やっぱりALLの続きが多いのかな。



読んでいただきありがとうございました。
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