東方神起との出会いは、
偶然ウォークマンに入れてもらったTONEのアルバムでした。
たまにTVで二人を見ては、飽きることなくアルバムを聴くこと数ヶ月。
また違う方から偶然にもライブへ誘って頂けました。

そして、当然のごとく、
ステージ上でオーラ出しまくりの二人にがっつりやられました(笑)

そんなこんなで二人の事を追っかけるうちに以前書いていた創作意欲がムクムクしてきました。

久しぶりすぎて拙い以前の文章ですが、読んでいただけたら嬉しいです。


さて、これから先、いくつかお願いがあります。

これから先に書かれているお話は、
本人たちおよび関係者とは一切関係ありません。
あくまで私の妄想上、空想上のはなしです。

そしてあまりないのですがR18要素があります。しかもどっちもアリです。
苦手な方はご遠慮ください。

どちらかというとBLといっても
「ボーイズラブ」というよりも「ビックリするほどルックスがいい」(Byおそまつさん)の略ぐらいなノリです(笑)
脇キャラも幅を利かせ、主役の二人を食っているものも多いです( ̄▽ ̄)

そんなのでよければお付き合いをお願いします♡




また、多少はこういった話なので、読む場所は考えて頂けたら嬉しいです。


以上の事にOKだよという方は、先にお進みください。

それでは、偶然ここで出会った方に少しでも楽しんで頂けたら幸せです。

MOFU 「履行・序」13


(Changmin)







「襲われた?!猫か」
僕の体調を気遣った会話でユンホさんが口にした言葉に、やっぱり僕の横に座ったテインが前方へ向いた耳をビクっとさせてカップを置いた。
「なんだそれ、早いな。婚約報告は今日の、しかも今さっきみたいなもんじゃないか」
「ああ、俺が向こうへ行っていた間だ。チャンミンは自分の家に荷物を取りに戻っていたんだ」
「もうさ……あの内側の誰かだよなぁ……どれかが通じてる」
テインは腕を組んで宙を見据え、頭にその内側の誰かを思い浮かべているのか眉間にシワがよる。警戒に耳が直立に張り椅子の背もたれの隙間から床へ落とされていた尻尾が、タンッと床を叩いた。
僕はそれを横目に見ながらネンさんの作ってくれたサンドイッチを頬張る。
話に入っていいのか悪いのか、迷うものは黙っているのが一番いい。しかもあんまりいい話じゃない。

それにしてもネンさんの作るものは本当に美味しいよな。
厚焼き玉子、ハムとレタスがたっぷり入ったもの、ツナときゅうりと玉ねぎはこんな空気じゃなかったらお代わりしたいぐらいだし、添えられたピクルスも絶品だ。
感嘆の思いで次の一切れを口にしたら、横から手が伸びてきて玉子サンドが奪われた。
先を辿るとテインが大きく口を開け綺麗な犬歯にサンドイッチが半分消える。クソッと睨みかけたら何を勘違いしたかウインクされた。
「ユノが嫌われてんのはわかるけれど、こうも早々に婚約者にまで手を出すなんて思いもよらなかったな」
「チャンミンには済まないことをしたと思ってる。この先はこんなことは決してないようにする」
「あー、だから威嚇でこんなにお前の匂いプンプンさせてんだ。首も目立つように……あれ?」
テインは口をもぐもぐとさせ人差し指で僕のTシャツの襟を引っ張ると、瞳を見開いた。
「なんだよこの変な噛み跡ばっかり。……正式な噛み跡どこだよ」
例の番の印だよね。テインが目の前のユンホさんに顔を向けたから、動揺を誤魔化すように僕もならう。
「式を挙げてから正式にだ」
澄まし顔で答えたユンホさんは「どうせ式を挙げたあと衆見の儀がある」と付け加えた。
「あーあの最悪行事。拷問だよな」
頷いたテインが僕の肩を叩いて労うように首を振る。
その表情に意味が分からず、人間界でも聞いたことがない言葉に緩く首を傾げた。
「あの……衆見の儀ってなんですか?」
「えっ聞いてないの?!」
かなりな勢いで驚いた顔に慄いて何度も首をこくこくしてしまう。
「ユノ、そういうのは連れていく前に先に言ってやれよ」
半眼で呆れたため息をつかれたユンホさんは僕をチラリと見た後「どうせやらなければならないんだ。後でも先でも一緒だ」と少し冷めたトーンで答えた。
さっきテインが言っていたクールな雰囲気はこんな感じなのだろうか、と思わせる口振りでユンホさんはお茶を口にする。
その表情を見て僕はユンホさんとの契約が婚約者としてのお披露目までだったと思い出した。詳しくは聞いていないけれど僕達は多分式をあげる前に婚約解消するのだろう。だからその先の事は知らなくてもいいと言う事か。
それにしても拷問といわれる儀式ってなんだ?テインの表情から見てもロクでもないものだっていうのは分かるんだけど。
「どんな儀式なんですか?」
ユンホさんは答えてくれないと踏んでテインを見たら、なぜか瞳を泳がし苦笑いをする。それから僕の頭に手を置いて哀れみの色を浮かべた。耳は下げ気味でどんな表情だろうが可愛く見えてしまうのはこの人たちの難点だよね。
「あのね、王族と結婚するからにはまぁ面倒臭い通過儀礼みたいなもんがいっぱいあるんだけど、その中でも衆見の儀ってのはクセもんでな、まぁ……単純に言うと結婚して最初の初夜は王宮の百歳超えたババア達が控える同じ空間でしなきゃいけないんだ」
「………………は」
……人前でSEXしろってこと?
「大丈夫だ」
口を開けたままの僕の耳に静かな声が届く。
顔を巡らせるとユンホさんは目を眇め笑みを浮かべていた。
「……大丈夫だ。そんなことはさせないから。向こうでの事は全面的に俺が守る」
「おいユノ、そんなことしたら大目玉だぞっ長老達にどう言うんだよ」
驚愕の声にユンホさんは答えずそれだけ口にしてお茶を口にする。
テインはそっけない友人に埒が明かないからか、今度はこちらを向いて眉を下げた。
「こいつはさぁ昔から自分が納得して決めた事は曲げないし、向こうじゃ風当たり強いからな」
「はぁ」
「こんな奴の番ってだけで眉を顰められるかもしれない」
「そんなにですか?」
「王宮なんて偏屈と高飛車の溜まりどころみたいなもんだからな、空気を読んで機嫌とってなんぼの世界なんだ。だけどこいつはまさに一匹狼みたいに孤高の存在でさ。王位第二継承権という立場と本人の類稀な能力でこっちの世界の仕事を一手に引き受ける手腕にみんなが口出せないだけで、上のジジババは皆んなこいつにしかめっ面だよ」
まぁここまでの話を聞くとそんな気がしたけれど。
僕は元々人間だしそんな王宮内の騒ついた空気を知らない。
偶然と勢いで引き受けた話は結構面白いとさえ思い始めているんだ。
なにより単純に、この目の前の体の相性最高値の人と契約という名目で一緒に大きなものを熟すことが本能で喜んでいる。
だから僕はコーヒーを口にすると笑顔になった。
「うーん……それも悪くないんじゃないですか?自分の信念貫いているのは同じ男としてカッコいいです。それにユンホさんは守るって言ってくれているので、僕は何も問題ありません」
これ以上は取られてなるものかと行儀悪く最後の一切れを頬張り答えたら、テインがゆるゆる目を見開いていく。
それから僕を見つめたまま真顔になってなぜか尻尾が立ち上がった。
「おい……ユノ、こいつ俺にちょうだい」
「え」
「断る」
「なんでだよ」
呆気にとられた僕の前でテインは勢いよく顔を向け、ユンホさんに突っかかった。
なのに正面からそれ受け止めたユンホさんは眉ひとつ動かさず瞳を細め、顔全体から僅かにあった表情がみるみる消えていく。
「テイン、その言葉はそのまま返す。……チャンミンはこれまで連れてこられた巫女とは違う。俺が見つけた人だ。モノみたいに扱われては困るな。……お前でも手を出したら喉元喰い千切るから覚えておけ」

……絶対零度というゲームの魔法があったな。

腕を組みゆるく頭を傾げた姿でユンホさんが抑揚なくテインに忠告した。
「……ああ……ごめん。調子に乗った……」
威嚇され呆気なく耳が伏せたテインの尻尾は、勢いよくパタンと落ちて椅子の下に隠すように丸まっていく。
あーなんかこの半獣ってほんと可愛い生き物だよな。
僕はピリピリとした空気を感じながらもその光景を眺めて口元がニヤケそうになったから、澄ました顔でコーヒーを口にした。







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と、いうわけで明日が最終話。
テインが帰った後にユンホさんはチャンミンに言いたいことがあるようです( *´艸`)w
それでは明日、どんな事になったのかお暇でしたら覗きに来て下さいね♡






ここまで読んでくれてありがとうございました♡
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