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hollow ~rain 1~

(Changmin) 僕は犬より猫が好き。犬って目で言いたいこと語っちゃうししっぽで感情を出して媚びたことを恥じる事もなくクゥークゥーと声を上げて身体全部を使って愛情をしめす。はっきり言ってウザったい。何度追っ払っても尻尾を振って見上げる瞳は飼い主に向ける構ってちゃんの色。無視をすれば頭を擦り付け隙あらば腕の中に潜り込もうとする。本当に最初は嫌だったんだ。でもヤダとか付いてくんなとか触るなとか纏わりつくなと...

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hollow ~rain 2~

(Changmin) 雨は思ったよりも勢いを強め駅へ行く10分足らずの間にもユノの大きめのビニール傘にバラバラと音を立て目の前は傘から落ちる雫とはもう言えない繋がりが足元へ流れていった。「凄いなぁ。こんなに降るってTVで言っていたっけ…」ユノは内側からあまり見えないはずの空を見上げ独り言のように言う。「……」僕はトートバックとアジャスターケースを抱え隣を歩きながら久し振りにする学校内の友達……というか知り合いとかにあ...

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hollow ~rain 3~

(Yunho)ずっと話してみたかったんだ。いつも教室にいても学内のどこで見ても一人で。どこか遠くを見て窓の外を眺め口角の下がった口元とどちらかといえば可愛い顔なのに無表情がつまんなそうに見え。だからって誰かと連むわけでも無くそれこそ誰も近づかせないオーラを振りまいていた。それはこの纏う雰囲気だけが原因では無かったんだけれど色んな要因が重なってその濃度を濃くしてしまったのかもしれない。チャンミンは俺の大学...

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